使用機器について

眼科手術用顕微鏡 ライカマイクロシステムズ社 「Proveo8」

ライカ独自のCoAx4 照明で手術時に安定した、レッドリフレックスと画像コントラストが得られます。またFusionOpticsテクノロジーを搭載していて、硝子体手術においても高解像度で焦点深度の深い画像が得られます。

硝子体白内障手術機器 Alcon社 「CONSTELLATION®」

日本で最も使用されている硝子体手術器械で、高い次元の網膜硝子体手術に対応しています。 硝子体手術はもちろん、難症例白内障手術時にもこのマシンがあれば、合併症にその場で対応できます。

白内障手術イメージガイドシステム Alcon社 「VERION」

目の形状を解析し、白内障手術の精度を高めるシステムです。切開位置、前嚢切開位置・大きさ、IOLの固定位置、乱視軸をモニターの顕微鏡画像上に表示でき、より正確な手術が可能となり、さらなる術後裸眼視力の向上が期待できます。

光干渉式眼軸長測定装置 Alcon社 「ARGOS」

2020年に発売された最新式の光眼軸長測定装置です。白内障手術時に挿入される眼内レンズの度数決定に最も大きな影響を与える「眼軸長」を測定します。これまでの機械に比べ飛躍的に精度が向上し、度数ずれのリスクを低くする事が可能となります。

3次元眼底像撮影装置 Topcon社 「DRI OCT Triton」

網膜や視神経の断層画像を得ることが可能で、立体的に評価できる機器です。硝子体から網膜、そして脈絡膜まで鮮明に撮影が可能です。造影剤を使わないで血液循環の状態を調べることができます。

前眼部OCT TOMEY社 「CASIA2」

前眼部専用のOCT(光干渉断層計)で、角膜から水晶体までを立体的に撮影し、断層画像を得ることが可能です。眼に直接触れることなく、視力に影響のある角膜の形を精密に測定し、オルソケラトロジーや円錐角膜、多焦点眼内レンズの手術前後の検査に威力を発揮します。

超広角眼底カメラ optos社 「Daytona Next」

最新鋭の超広角眼底観察装置の英国Optos社製 Daytona Nextを導入しています。1回の撮影で眼底の80%以上の領域の眼底像を撮影できますので、眼底周辺部に現れる小さな病変や予兆をとらえて、病気の早期発見、早期治療に役立てています。

マルチファンクション・レフラクトメーター TOMEY社 「MR-6000」

眼の屈折度数(近視・遠視・乱視など)と角膜(くろめ)の曲率半径(丸みの程度)を赤外線を用いて測定します。また角膜の精密な形状測定や、空気を用いた眼圧の測定も行える最新複合器です。

超音波画像診断・眼軸長・角膜厚測定装置 TOMEY社 「UD-800」

超音波を使用して眼の中の断層像を撮影します。角膜や水晶体が濁って眼内の様子が外から十分に観察できない場合などに用います。

角膜内皮撮影装置 TOMEY社 「EM-4000」

角膜(黒目)の一番内側にある角膜内皮細胞の形状、数、角膜厚を測定します。目に接触せずに想定することが可能です。

ハンフリーフィールドアナライザー ZEISS社製 「HFA3」

主に中心付近の視野検査のときに用いられ、視標は動かず、固定された視標の明るさを変化させて感度を測定する装置です。自覚症状にない初期の段階の小さい視野異常を調べる事ができます。

アイケア ic100手持眼圧計  「TA011」

角膜に接触することで、より正確に測定できる眼圧計です。測定時の接触はとても優しく、目の痛みを感じることはなく、乳幼児や車椅子の患者さまなどもスムーズに測定できます。

近大式中心フリッカー値測定器Ⅲ型 東和社 「CFF-3000」

人間の眼は、点滅を繰り返す不連続な光を”ちらつき“として感じます。ちらつきの頻度を測定することで、主に視神経疾患の診断に使う検査です。

視力計 Topcon社 「ミラクルチャート MC-5」

卓上型の省スペース用で、1mの距離で検査が可能な視力計です。

液晶字づまり視力検査器 TOMEY社 「CV-7000」

小児や高齢者に合わせて、字づまり、字ひとつの2つの視力表を使い分けることができます。検査距離を5m以外に4段階に設定可能です。

眼科用ヤグレーザ手術装置 NIDEK社 「YC-200 S plus」

後発白内障に対するヤグレーザー治療に加え、緑内障への低侵襲なレーザー治療であるSLTをすることが可能が器械です。

イエローレーザ光凝固装置  NIDEK社 「YLC-500」

網膜裂孔、糖尿病網膜症、網膜静脈閉塞症などの治療として、網膜光凝固を行うための器械です。